B-bizジャーナル

【開催レポート】6/11(土)~6/12(日)実施「DREAM CAMP(ドリキャン)」

2022年6月11日(土)~12日(日)「DREAM CAMP=ドリキャン」を志高湖にて開催しました。

学生参加者24名と学生スタッフ、B-biz LINKや企画協力いただく大分みらい信用金庫の皆様などがかかわり、互いのつながりを意識したプログラムとなりました。

 

 

 

【1日目】

本来全行程をRECAMP別府志高湖キャンプ場で行う予定だったのですが、初日があいにくの雨模様。雨が止むことを祈りながら、レンガホール(旧南部児童館)2階 多目的ホールにて1日目がスタートしました。

 

最初のアクティビティは自己紹介・他己紹介。これから2日間、釜の飯を共にする仲間の名前を四苦八苦しながらも、楽しく覚えることができました。

 

 

その後行われたのはミニ運動会。このアクティビティが予想以上に大きく盛り上がりました。

「デコピンゴルフ」と「目隠し宝探し」というゲームで、参加者は自分のグループの団結力を高め合いました。学生参加者はどうすれば自分のチームが優勝できるのかについて、盛んに意見を交換し合いました。ゲーム本番時の彼らの目は真剣そのもの!

「目隠し宝探し」では目隠しをした代表者を誘導するため、周りのメンバーが離れたところから、「違う!そっち!!しゃがんで!!!」などと叫び声をあげ、各チーム必死に勝利を目指しました。レンガホールが若者の熱気と情熱に包まれ、参加者全員で心から白熱するような運動会を作り上げることができました。

 

運動会の疲労感が少し残りながらも次に行ったのは、自分史ワークショップ。

 

今の自分を形成する3大キーワードを考えてもらい、発表。その後、他のメンバーが発表者に質問をすることを通じて、その人の人間性・良さ・本人も意識してこなかった性格について深ぼる時間を設けました。この時は学生のみならず大人スタッフも交じり、自身の半生を学生に真剣に伝えました。また、自分を形作っているキーワードを頭から絞り出すのは、学生参加者にとって難しい作業で、なかなか筆が進まない子もいました。しかし、時間内に何とか言語化し自分の言葉で自身について語りました。スタッフがタイムアップを告げても会話をやめないグループがいたほど、真剣に、興味をもって相互理解をすることができました。

 

自分史セッションが終わった後には、B-biz LINKのプロデューサーはじめ日本全国で活躍する大人たち8名を招きリレートークセッションを開催しました。

 

学生参加者の平均年齢がちょうど20歳前後ということもあり、「自分が20歳のころ何に熱中していたのか、もし戻れるなら何をしておくべきだったか」という質問からセッションがはじまりました。ドリキャンという企画を設計するくらいの大人たちだから、若いころはさぞかし大きな夢や目標をもっていたのだろうと予想していました。しかし、

「大学1年生は遊んでばかりいたので2年生は仕切りなおして、児童養護施設のボランティアに行きました。」

「夢を持つというよりも、旅行がしたかったから、勉強の合間にどれだけバイトを詰められるのか実験していました。」

「極度の人見知りと田舎嫌いをこじらせていました」

など8人それぞれの青春時代についてそれぞれ語っていただきました。今は業界で大活躍の皆様ですが20歳のころは右も左もわからなかったこと、その中で日々自分なりに考え、事の大小問わず行動をしていたことは共通していました。また「学生という身分を生かして、社会人になってからは会えないような人たちとたくさん出会い、人生を豊かにするための知見を広げておくべき」というアドバイスも出て、学生は真剣にうんうんとうなづいていました。学生参加者の中には「時間が足りずもっと質問したかった」という意見も出るほど、学生にとって学びの多い時間になりました。

 

 

気が付けば午後4時。窓の外を見ると午前中ふっていた雨が上がっていました。

我々一行はRECAMP別府志高湖へ向かいました。

キャンプ場へ着くと既にテントが設営されており(Luöt -Original-の衛藤さんありがとうございました!)、BBQスタート!

 

参加者は火おこしに奮闘しましたが、慣れない作業と雨上がりの湿気で炭に火がなかなか点かない。うちわであおいだり、バーナーで炭を燃やすなど、チームで協力し合いなんとか食事にありつけました。美味しいお肉を食べながら、学生が気になる大人に話しかけたり、逆に大学で健康理論を学ぶ学生が大人に対して食事に関する講義をしたりと、それぞれの輪の中で盛り上がりを見せました。

 

キャンプが終わるといよいよ焚火タイム。大人と学生が混ざりながら火を囲み、将来のことや日常の悩み、恋バナなど様々な話題で自分の想いを語り合いました。

ただひたすら火を見続け、日ごろの疲れを浄化している人。

ランタンを中心に置き、マイムマイムや盆踊りを始めるグループ。

和やかな雰囲気の中一日目を終了しました。

 

 

 

2日目

朝6時、鳥のさえずりで目を覚ますと既に10名以上の参加者が目を覚まし、湖畔でコーヒーやコーンスープを飲むなど優雅な朝を過ごしていました。中には志高湖周辺をランニングしている方もいたそうです(笑)。

 

8時30分からこのキャンプを締めくくる夢マップ作成がはじまりました。夢という単語を聞いた時に、思いつく5つのキーワードをチーム内で考え、それを一枚の模造紙に絵と文字で表現するセッションです。

5つのグループがテーマを決め、一時間の準備の後発表が始まりました。模造紙の中心に夢と書き、周りに世界地図とキーワードを書いたグループや、木の幹を夢として花びらにそれぞれの想いを書いたグループ、志高湖の景色を書きその上から言葉を書いたグループなど多種多様な作品が出来上がりました。

「自分は夢や目標を達成するために、自分の得意な能力を伸ばして、苦手なところは無視する」「社会に出る前にいろいろな価値観を醸成したいから世界を一周したい」「まだ自分には具体的な夢がないから、何か手掛かりを見つけるために今後もイベント等で色々な大人の話を聞いてみたい」などそれぞれが感じている率直な想いを発表してくれました。

 

【参加した全チームの夢紹介!】

 

ここでキャンプの全行程は終了。参加した学生の感想として

「他大学の方や、大人の方と事業のことだけでなく色々な話が出来てよかった。今回は知り合いを作る目的で参加したので、たくさんの方と知り合えたので達成できたと思います。研修っぽくない雰囲気が話しやすかったです。」

「夢は自由でいいんだって改めて思いました。起業へのハードルが少しばかり低くなったように感じます。このイベントを通して沢山のユニークな人々と出会えて終始わくわくしました。」

「様々な価値観やバックグラウンドを持つ人と語り合ったことで自分の視野と興味の範囲が少し広がった気がする。」

「1人1人が何を大切にしているのか知ることもできたので、よかったです!!これからも自分がどのように時間を過ごしていくか考えるきっかけになったのでよかったです!」

 

キャンプ参加前に抱いていた将来に対する漠然とした不安や疑問に対して、約30名の学生同士、一緒に2日間を通じて向き合えたことで、一歩ポジティブな方向へ踏み出すことができた人が多かったようです。学生参加者は今後、より幅のある人生を歩んでいくために、ドリキャンに続くDream academy=ドリアカに参加し、自分自身の理解や、他人の考え方の多様性を学んでいきます。

B-biz LINK事務局は今後も、学生のアントレプレナーシップをはぐくみ、起業創業の種を育てていきます。

 

 

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