【ドリアカ開催レポート】8/3(金)「起業家パラレルワーカーとしての働き方とステークホルダーとの関わり方」
2023年8月3日に「ONE BEPPU DREAM ACADEMY=ドリアカ」をレンガホール2階 多目的ホールにて開催しました!
テーマは「起業家パラレルワーカーとしての働き方とステークホルダーとの関わり方」。
講師に中原ひとみさん、末光フェレイラ伊芙季さんをお招きし、講演後は2グループに分かれてトークセッションを行いました。
はじめにアイスブレイク!
ランダムに2グループに分かれ、自分のことや今日学びたいことを話し合いました。
▼アイスブレイクの様子
緊張がほぐれたところで最初は中原さんの講演へ。
自身のライフワークであった「土」との関係についてお話いただきました。
はじめたきっかけは、ガーデニングとのこと。身近なところにアイデアは溢れているなぁと感じました。
「バッターボックスに立たなければ、始まらない」
「大きな目標を立てて、時代の波に乗っていきましょう!」
といった強い言葉が印象に残りました。
▼中原さんの講演
【中原ひとみさんプロフィール】
2003年インターネットの黎明期にWebデザイナーとしてのキャリアをスタート。2005年フリーランスとして独立。以降、Webデザイナー兼ディレクターとして様々なプロジェクトに参画。2021年「土の新循環プラットフォーム」の新規ビジネスを構想、2022年第5回大分県女性起業家ビジネスアイデアコンテストにてオーディエンス賞を受賞。2023年5月アップソイルカンパニー株式会社を設立。
○受賞等
2022年第5回大分県女性起業家ビジネスアイデアコンテストにてオーディエンス賞
2023年第20回大分県ビジネスプラングランプリにてベストチャレンジ賞
第1回だいぎんニュービジネスプランター アイデア枠特別賞。
次は末光さんにバトンタッチ。
パラグアイ人の旦那様のお名前を入れた「末光 フェレイラ 伊芙季」で現在は活動されていることから講演がスタートしました。
元々は看護師としてNICU(新生児集中治療室)で働かれており、その後、海外へ。
帰国後日本で目の当たりにしたのは、外国人にとって日本は住むにも仕事をするにもたくさんのハードルが有り、本来持つスキルを発揮できていないということ。
この課題を解決したいと起業し、様々なビジネスコンテストに出場することで想いの具現化をしていったそうです。
末光さんは、2つ返事でビジコンやイベントに参加されていたお話が印象に残りました。
ビジコンやイベントで会った人のもとへ足を運び、直接会いにいく。というできるようで難しいことを実践されていることも感慨深かったです。
【末光伊芙季さんプロフィール】
香川大学医学部看護学科卒。幼少期に隣の家に住んでいたアメリカ人ALT(Assistant Language Teacher)との出会いで国際交流のおもしろさを感じる。
国立病院の乳幼児集中治療室にて看護師として勤務後オーストラリアへ留学。帰国後、外資系大手コンサルティング企業での勤務を経て2021年11月 株式会社barca 創業。
パラグアイ人である夫の困りごとをきっかけに医療やキャリアに関する在日外国人のサポート事業を開始。公益財団法人 大阪産業局にて女性起業家支援にも携わる。
看護師/保健師/国家資格キャリアコンサルタント
○受賞等
2020 第7回LED関西ファイナリスト
2021 りそなビジネスコンテスト 最優秀
2021 第3回One Beppu Dream Awardファイナリスト
2021 第5回Oita staring woman awardファイナリスト
2021 One Young World TOKYO Summit 2022 アクセラレーションプログラム採択、オーディエンス賞
お2人の講演の後は質問形式でお話いただきました。その一部をご紹介します。
◼︎やはりパラレルワーカーにならざるえない?
中原さん「新しいビジネスは直ぐにマネタイズできない。新規事業を軌道に乗せるためには、他で稼ぐパラレルにならぜるえない。投資や出資も一定のレベルまで事業を持っていかないと受けられない。それまではパラレルになってしまう」
末光さん「同じく。融資は借りれる(返せる)うちに借りておく、エクイティ・ファイナンスも考えるなら投資家さんとの継続的な関わりも大切」
◼︎様々なビジネスコンテストをどうやって探した?
中原さん「身近にあった、それが大きかった、また1回ビジネスコンテストに出ると声がかかりやすくなる」
末光さん「最初のきっかけは大学の友達が出ていたこと、そこから様々な方面で誘われるようになった」
◼︎ビジネスコンテストに出場し大きく変わったことは?
中原さん「会える人が変わった」
末光さん「同じく会える人が変わる。経営陣や管理職など上位レイヤーの方に会えるようになった」
◼︎習慣化していることは?
中原さん「どんな人の話も全力で聞く」
末光さん「お世話になった人、自分を応援してくれている人が登壇するイベントに行く、ずっと考え行動し続ける」
様々なビジネスコンテストに出場し、多くの方々に出会ったお2人の価値観に触れることができました。
その後、各自グループに分かれて話し合い、グループトーク。
トークセッション形式で気になったことや質問してみたかったことをディスカッションしていました。
最後にお2人からコメントをいただき幕を閉じました。
中原さん
「グループセッションが楽しかった!やりたい人は始めて欲しい。行動することで助けてくれる人に出会える!」
末光さん
「答えのないものに対しても問いを持ち続けることを大切にしてほしい、考え・行動し続けることが大切!」
参加いただいた皆様、中原ひとみさん、末光フェレイラ伊芙季さん、誠にありがとうございました!