B-bizジャーナル

【開催レポート】ONE BEPPU DREAM AWARD 2023 セミファイナリストブラッシュアップDAY 1

今年も別府市のビジネスプラン発表会「ONE BEPPU DREAM AWARD」の季節がやってまいりました!

10月31日に40件のエントリーをいただき、書類選考の結果、20名(20件)のビジネスプランがセミファイナリストとして選ばれ、ブラッシュアップに入っています。

11月14日に「ブラッシュアップDAY 1」が開催されましたので、その様子をレポートします。

このブラッシュアップは、過去のONE BEPPU DREAM AWARD(以下「OBDA」)にファイナリストとして登壇した方=アンバサダーと、当企画メンターからのアドバイスを通してビジネスアイデアをより鮮明なものにするために行われます。

今回は、そのブラッシュアップの様子の一部をお伝えいたします。

 

 

【メンター及びアンバサダー(OBDA過去ファイナリスト)】

宮脇 恵理さん(合同会社アイ.ジー.シー 代表社員)

勝 正光さん(OBDA2020ファイナリスト)

志賀 遥菜さん(OBDA2022ファイナリスト)

金 夕貴さん(OBDA2022ファイナリスト)

三浦 里芳さん(OBDA2022ファイナリスト)

伊藤 愛留さん(OBDA2022ファイナリスト)

リヴィア 清水 夏子さん(株式会社クラフトマンシップ 代表取締役)

 

熱を込めてアドバイスを宮脇 恵理さん(合同会社アイ.ジー.シー 代表社員)

 

ビジネスピッチ登壇経験豊富なリヴィア 清水 夏子さん(写真左から3番目)からはプレゼンテーションについてのアドバイスも具体的に頂きました

 

 

 

以下、今回ブラッシュアップDAY 1でメンタリングを受けた方々をご紹介いたします。

 

眞次 純一さん
事業テーマ:韓国ソウルで国際唎酒師を育成する学校をつくる

 韓国ソウルで2校目となる国際唎酒師の育成学校をつくるというプレゼンテーションをしていただきました。韓国の日本酒輸入会社で日本酒バイヤーとして10年間勤務され、その経験を通じて積み上げられた専門的な知識とスキル、深い洞察力を活かし、海外市場から見た日本酒業界の未来について考えるプランでした。プレゼンテーション中には適切なアイコンタクトが織り交ぜられ、聞き手を十分に意識したコミュニケーションが印象的でした。





野瀬 はるかさん
事業テーマ:別府で癒すメディカルツーリズム

アジアの富裕層に向けた別府で癒すメディカルツーリズム(医療と温泉(観光)を一体化させた新しい形の観光プラン)というプレゼンテーションを行っていただきました。特に「フィジカルとメンタルの両方を癒すことが出来るので、医療と観光を結びつけたい」という言葉が印象的でした。さらに、メンタリングの際には、メンターの顔をしっかりと見て、受け答えしていたことが印象的でした。真剣にアドバイスを受け入れ、自分の成長に活かしたいという気持ちを感じました。





甲斐 さおりさん
事業テーマ:命の温泉プロジェクト

命の温泉プロジェクトという温泉を利用したソマチッド療法についてのプレゼンテーションをしていただきました。現場での様々な経験、研究、そして著書の出版を経た深い知識を伝えていただきました。また、「代替医療は健康なときから出来るからこそ健康なうちから受けて欲しい」という言葉も印象的でした。予防医学の重要性を強調し、私たちが自分自身の健康について考え直すきっかけにもなりました。さらに、メンタリングの際も、知識の深さから来る落ち着いた的確な受け答えがとても印象的でした。




岩里 直樹さん
事業テーマ:世界に通用する食品加工事業所を別府市に作る

今回発表していただいたのは世界に通用する食品加工事業所を別府市に作るというプランです。地元で生産された食材を活用する地産地消に取り組む事業に向けたプレゼンテーションをしていただきました。美味しい食べ物を口にした時の笑顔が一番嬉しい」という言葉が非常に印象的でした。プレゼンテーション中のボディランゲージからも熱意が伝わりました。

 

 



鈴木 悠栞 さん 立命館アジア太平洋大学2回生
事業テーマ:高等教育における「探究学習」の請負事業を行うMai Quest

質の高い探求学習をしたい高校から授業を請け負い、先生のサポートをしながら構成し学習を提供、ともに授業を構成する事業プランでした。ブラッシュアップの際には、メンターさんへの質問も混ぜながら、やりたいという気持ちと自分自身の熱い想いを語る姿が印象的でした。

 

 

帯刀 雅貴 さん
事業テーマ:個別施術と企業内施術・予防活動

理学療法士の免許を取得後、別府市の総合病院で10年間勤務されています。

体に痛みがある人や体のケアができていない人、病院や整体へ行く時間がない人、社員の健康を大切にしたいと考える企業をターゲットに、企業内で施術や予防活動、訪問や店舗での個別施術、オーダーメイドのインソール作成を行う事業プランです。ブラッシュアップ中は、メンターからの質問に的確にこたえ、アドバイスを受け入れ、検討している姿が印象的でした。

 

 

山田祐也さん 立命館アジア太平洋大学4回生
事業テーマ:「歩くだけで近くの情報を」torobare!

位置情報を活用し、歩くだけで近くの飲食店の情報を取得しその場所に赴くきっかけを作るサービスを行うという事業プランです。

他の飲食店を掲載しているアプリでは情報の信憑性が欠けていることや、情報の鮮度が悪いという部分を補うために、信頼できるキュレーターからの情報をもとにサービスを展開していきたいとのこと。ブラッシュアップ中は、メンターからのアドバイスやリクエストをもとにさらにビジネスアイデアをよりよくするための提案を行っている姿が印象的でした。

 

ムハンマド アジナス アハメドさん 立命館アジア太平洋大学3回生
事業テーマ:ジェネクト (Genect)

特別養護老人ホームでのインターン経験を通して、高齢者へもっと自分の重要性や新たな目的意識を見出す機会を与えたいという思いから、高齢者と若い世代のつながりを手助けし、共感理解目的意識をはぐくむことを活動の支援をするという事業プランでした。ブラッシュアップ中は、難しい日本語でも伝えたいという思いと、高齢者のために何かしたいという熱意が伝わりました。

 

石田陽さん、QUACH VINCENTさん 立命館アジア太平洋大学学生
事業テーマ:英会話カフェ ”Wacca”

日本人と外国人をつなげるコミュニティを作るために英語しか話せない英会話カフェで大分・別府の国際交流をより活性化させるという事業プランでした。

ブラッシュアップ中は、自分自身の体験談も混ぜて、改善したい、伝えたいと感じていることを熱く語っている姿が印象的でした。英語学習についての難しさ、英語での会話の楽しさに共感を呼びました。

 

 

全体のプレゼンテーションとメンタリングを経て、参加者の皆さんの距離も縮まり、よりお互いへのアドバイス、思ったことを伝えやすい関係になっていたように思います。

そして、今までの経験やビジネスを始めたいと思ったきっかけや自分自身の想いを振り返り、ビジネスプランをさらに考察するきっかけになっていたように感じています。

参加者の皆さんのビジネスプランがより良いものになるよう運営事務局も祈っております。

 

TEL 0977-77-4513
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