B-bizジャーナル

イノベーター湯 Vol.34 オノデラ マサト さん(鉄輪スチームマジック)

別府には別府八湯がありますが、もう一つ隠された湯があります。湧き上がるアイデアを形にした起業家が集まる、その名も「イノベーター湯」。

第34湯目はゲストハウス“鉄輪スチームマジック”の経営をされているオノデラマサトさんにインタビューしました!


【鉄輪スチームマジックとは】
別府市鉄輪(かんなわ)にある山と海と湯けむりを一望できるゲストハウス。立ちのぼる湯けむりが刻々と形を変え、幻想的な風景を楽しむことができる。近くには家族風呂や蒸し湯、ローカル感のある共同温泉など、温泉アクティビティが豊富にある。ワーケーションに対応した設備も整っており、長期滞在にも最適な空間を提供している。

 


 “鉄輪スチームマジック”誕生の経緯

大阪芸術大学を卒業してイラストレーターとしての活動を開始したのですが、活動開始当初から5年間、ラジオ局「FM802」のメインビジュアルや公式キャラクターのデザインを手がけたんです。その後、大学の非常勤講師に就いたのですが、以前訪れたことがあった別府の鉄輪に移住することを決意して、現在の拠点である鉄輪温泉の一角にアトリエをつくりました。クリエイターの私がゲストハウスを開業した経緯は、住居でもあるビルのオーナーさんから話を相談され「ビルを住居スペースだけではなく、宿泊スペースとしても利用していきたい」という思いに共感してゲストハウスをスタートさせました。そこからクリエイターの仕事と平行して、ゲストハウスを運営するというライフスタイルが始まりました。

ゲストハウス内には、様々なアート作品も

 


鉄輪スチームマジックのここがすごい!

多くの宿泊施設が立ち並ぶ別府で、スチームマジックの魅力は何と言っても“ロケーション”です。湯けむりが立ち昇る鉄輪温泉の高台にあるという好立地で、部屋からは別府を一望することができます。電線一つない、まさに“絶景に住む”という景色なんです。

旅先での雨は嫌がられるものでしょうが、別府の鉄輪温泉は一味違います。温泉から出る湯けむりの量が増え、晴天時とは違った姿を見せます。さらに、この辺りは温泉が徒歩圏内にいくつもあり、別府を楽しむには最適な環境が整っています。部屋も大人4〜5人、子供含めると8人くらいまでならゆったりくつろげる広さで、洗濯機やワーケーションのためのデスクチェア・高速Wi-Fiも完備しています。最高のロケーションと設備が整った環境で、仕事をするもよし、観光をするもよし。様々なニーズに応えていけるように整えています。

エアコン完備で夏と冬も快適に過ごせます

 

冷蔵庫、電子レンジ、オーブントースター、電子ケトルなど、調理に必要な家電ももちろん完備

 

ダブルベッド2台、ソファベッド1台、布団3組で最大8名までゆっくり宿泊できる。

こんなふかふかのベッドに僕も泊まってみたい!

 


いつも清潔な環境に整えている洗面所とバスルーム

 

別府の湯けむりや町並みが一望に見渡せるバルコニー。ここにずっといるだけで癒し効果抜群です

 

鉄輪のあたたかい街灯、もくもくと立ち上る湯けむり、そしてその向こうに見える別府の夜景は圧巻です

 

早朝の景色も見事で、時間を忘れさせてくれます


「ひとりでしない」

宿泊業の知識が全くなかったことから、開業当初は先行事例のやり方を学びました。友人に泊まってもらい、課題点を洗い出して修正を施しています。しかし、突然の新型コロナウイルス到来で宿泊者の売り上げは激減しました。世の中の状況に影響を受けやすい業種と想像していたとはいえ、予想外のことでした。それでも「今、やれることはやろう」と前向きに捉え、いまはシェアスペースの新設を検討しています。このシェアスペースで、お客様同士、お客様と地域の人たち、、というように多くの人が交わり合う場所を作っていきたいと考えています。


他にも、お隣り日出町の友人と連携してサイクルツーリズムのサービスを提供する予定で、「体験型」の旅を積極的に提案していきたいと計画中です。何事も「ひとりでしない」が鍵だと考えているので、気の合う仲間と協力して、お互いに豊かさを分かち合う関係性の中から鉄輪温泉と“スチームマジック”をさらに面白い場所にしていけたらいいと思っています。

 


事業概要

鉄輪スチームマジック
Address:大分県別府市鉄輪上2組 九林プリンスビル
Connect:オノデラマサトさんのWebサイト:http://onoderamasato.com/about/
     ゲストハウスのWebサイト:https://steam-magic-rooms.business.site/

 

 

オノデラさんのオフショット。自転車が趣味でよく出かけているそうです。

 

 

インタビュアー:山田椋太郎(別府大学文学部史学・文化財学科3年)

TEL 0977-76-5205
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