B-bizジャーナル

イノベーター湯 Vol.15  ゲストハウス茶吉 加藤顕さん、加藤榮子さん

別府には別府八湯がありますが、もう一つ隠された湯があります。湧き上がるアイデアを形にした起業家が集まる、その名も「イノベーター湯」。

 

第15湯目は、ゲストハウス茶吉の加藤顕さん、加藤榮子さんご夫妻です。

 

きっかけは何ですか?


この築88年の古民家を残したい、という想いからゲストハウスを始めました。
私たちは、以前、東京で長年呉服屋さんを営んでおり、引退してから私(加藤顕さん)の故郷でもある別府に戻ってきました。元々、ここの古民家を所有されていた方が「ここを壊さないで欲しい」ということで、何とかしてこの家を守ろうと思ったことが大きなきっかけになります。

東京都内で店を構えていたころの写真を見せてくださる加藤さん

 


最初は住める状態でもなく、悪くなっていた箇所がたくさんあったので、それを全部改装してゲストハウスを営むことになりました。ここの目の前には、朝見温泉があったり、朝見神社もあったり、周りにゲストハウスを運営されている方が多いこともあり、運営の仕組みなどを教えてもらいながら、この家を活かすためにゲストハウスの運営を始めました。

 

 

ゲストハウスの概要を教えていただけますか?

“一生に一度は訪れたいゲストハウス”を目標に、お客様に楽しく、くつろいで滞在していただけるようなサービスを提供できるよう、心がけています。築88年の日本家屋は、初めてなのにどこか懐かしい、ゆったりとした空間で、宿泊料金も手頃です。また、旅人同士の交流はもちろん、目の前にある朝見温泉も魅力的です。日本一の温泉量を誇る別府温泉に浸かり、地元の人や私たちとの交流を通じて、その土地に溶け込むような“プチ移住体験”ができます。一度泊まればまた帰って来たくなる、そんなお宿です。

 

 

やりがいや苦労することは何ですか?

人と人との繋がりを体験できるということがとても楽しいです。
お客様は若年層の方が多く、みんなエネルギッシュでパワフルなので、若い方たちとコミュケーションをとって触れ合うことで、とてもエネルギーをもらっています。
去年はインバウンドのお客様がほとんどで、世界一周をしている人や、夢を持っている人など色々な人との出会いがありました。海外の方はマナーも良く、お客様と地域の人との繋がりが生まれることもあり、そういった交流がまた面白いなと感じます。
今はコロナ禍で、国をまたいだ移動は難しいですが、コロナが落ち着いた頃にはまた、たくさんインバウンドのお客様が来てくださることを願っています。
苦労することとしては、パソコンやインターネットなどの活用方法が難しいという点があります。どうやってPRをするのか、コロナ禍でこのゲストハウスをどう活用していくのかというところに関してもまだまだ悩んでいることが多いです。


将来展望

現在は新型コロナウイルスの影響によって、お客様の数が減少しております。私たちはSNSやWEBサイトといった現代の情報発信ツールについて詳しくありません。そうしたことから、若い世代の人々の意見が必要だと感じています。大学生をはじめとした若者世代のアイデアで、より一層ゲストハウスが賑やかになればと思っています。

 

 

 



ゲストハウス 茶吉
Address   大分県別府市朝見2丁目4−4
TEL     0977-23-5808
Webサイト  https://sakichibeppu.wixsite.com/mysite

インタビュアー:清水琴未(立命館アジア太平洋大学4年)、山田椋太郎(別府大学文学部史学・文化財学科2年)

TEL 0977-76-5205
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