B-bizジャーナル

イノベーター湯 Vol.26 日名子 愛 さん(COTTONWOOD)

別府には別府八湯がありますが、もう一つ隠された湯があります。湧き上がるアイデアを形にした起業家が集まる、その名も「イノベーター湯」。


第26湯目は、日名子 愛さん(COTTONWOOD)です。

 

起業に至った経緯を教えてください


私は別府出身ですが、就職や結婚などで別府を離れ、その後はしばらく兵庫県に住んでいました。当時兵庫では美術館で働いていたのですが、「このまま続けていても何も変わらないのかも」という思いがありました。そこで、40歳の時、「これからは人に雇われるのではなく自分の力で働きたい」と思い、起業するために3年前、14年振りに別府に帰ってきました。
もともとサービス業に長く勤めていたことや、友人に勧められたこともあり、飲食業をやってみたいと思っていました。ガラス張りで、かつ駅前の通りであるこちらの貸店舗に出会い、ここだったらカフェがいいなと思い、「COTTONWOOD」を始めました。


お店のこだわりを教えてください


私は画家のタマラドレンピッカの絵が好きなのでその絵を飾れるようなシンプルなお店をイメージしました。
私が若い頃には女の子同士で飲みに行くところがあまりなかったので、COTTONWOODを女性も入りやすいようなお店にしたいなと思いました。そこで、大きなガラス張りの窓には何も付けず、中の雰囲気が外に伝わりやすいように、そして女性が気軽に入れるように工夫しました。知り合いのご協力もあり、焼き菓子の提供が始められたので、女性のお客様にたくさん足を運んでもらえるようになりました。
また、私が美術館に勤めていたこともあり、別府の作家さんにお借りした作品を飾らせて頂いたり、個展をしたりもしました。現在はミュージシャンの方々が演奏をしに来てくれていて、お店には寄付していただいたピアノも置いています。なんと篠笛を吹いてくれる方もいるんですよ。本当にたくさんの方々に支えてもらっています。


COTTONWOODは、Wi-Fiも設置しているので、ぜひ仕事や勉強にもお店を利用頂きたいです。別府八湯温泉まつりなどお祭りの際には駅前の通りに人が集うことも考えてこの店舗に決めたので、開催が楽しみですね。

 

店内から駅前通りの様子を望む。ここから見てみる温泉祭りの様子、想像するとわくわくします。


大切にしているモットーはありますか?


雇われて働いている時は「やりたいけどできないな」「どこまでやっていいのかな」など考えることが多かったのですが、今は自分のお店なのでやりたいと思ったことはどんどん実行しています。
経営していく難しさは感じますが、人に助けて頂いたり、自分で考えたことをそのまま実行できたりと、雇われていた時よりも楽な気持ちで働くことができています。

 

これからCOTTONWOODをどのようなお店にしていきたいですか?


「COTTONWOODに行ったら誰かに会える」ような、みんなが案内しやすい別府のお店を目指しています。いつも誰かが演奏していて、絵を描いて、なんだか面白いことやってる!と思ってもらえるようなお店にしたいです。もうすぐピアノを窓際に置こうと考えているので、皆さんにフリーピアノのように楽しんで欲しいですね。
「COTTONWOOD(和名:ヒロハハコヤナギ)」は(cotton=柔らかいもの)と(wood=硬いもの)という、相反するもので名前が成り立っていますよね。相反するようないろんな人たちが集まって、情報共有したり、面白いことができたりするようなお店にしていきたいです。

 


店舗概要

COTTONWOOD
所在地 大分県別府市北浜一丁目2-12ブルーバード会館1F
営業時間 19:00-24:00(日曜13:00-18:00)
定休日 月曜日

TEL 090-8393-7050
Mail cottonwood@bep.jp
Instagram https://www.instagram.com/cot_tonwo_od/

 


インタビュアー:大迫弓菜(大分県立芸術文化短期大学専攻科)

TEL 0977-76-5205
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